芹沢の存在・・第25回新選組誕生より
今朝も明け方雷が轟いて目が覚めました。
雷鳴を聞くと芹沢が最後に座って待っていたシーンが再び頭をよぎります。

酒をあおり不敵な笑みをたたえ、全てを悟り待ち構える芹沢。
総司も刺客の一員だとわかり、本望だと思ったのでしょうか。
「穢れていないものを見ると汚したくなる」
そう言って純真無垢な総司を大人の世界に引きずり込み、
ある意味一人前の剣客に芹沢なりに仕立て上げたのだから。

浪士組が京へ出立する日、近くの居酒屋で出会った芹沢と総司。
一瞬の立ち回りでその腕前に一目置かれた総司。
薄暗い部屋に爽やかな風が吹き抜けました。
以来、何かと総司を連れ出し、勇とは違う角度から人生の闇の部分を経験させてきました。



思うに、芹沢自身も元は総司のような腕がたつ純粋な一青年だったのではないかと。
そして総司には持ち合わせていない国を思う気持ちも強かった。
それが何かのきっかけから人をも殺め、純粋で繊細だったからこそ
歯止めが利かず転落の道を歩んでしまったのではないか。
賢い人だから国のためにどうすることもできない自分の非力さにも
とっくに気づき、悪者の振りをすることで傷口を覆ってしまった。
そんな時、目の前に現れた天真爛漫な青年にかつての自分を重ね合わせ
放っておけなくなったのだと芹沢がいなくなった今、思いたいのです。

勇に対しても自分にはそうしたくても出来ないまぶしいくらいの真っ直ぐさが
実はうらやましかったのではないかなと。
誰ともうまく行かなかった自分さえも筆頭局長としてたてて温かく包み込む懐の深さ。
こいつなら大丈夫。俺を踏み台にして大きくなれよ・・自分が出来る最後の事。
だから斬り捨てようと思えば出来たかもしれないがいなくなることを受け入れた。
彼の悪行を美化するつもりは全く無いが、それでも彼の存在は偉大だった。

人との出会いを無にしない勇だから、芹沢という存在を
どのように自分のフィルターにかけて活かしていくのか、見守っていきたいです。
総司も腕が立つからこそ芹沢との出会いを通して
人を斬ることの意味を噛みしめてくれればいいなと願っています。

新見がいなくなっただけでも何か足りない寂しさを感じたのに、
芹沢一派+お梅が同時にいなくなった来週はどう感じるのでしょう。
野口くんの笑顔が見れないのがツライなぁ。
これからもまだまだ事件があるのに、私、大丈夫なんでしょうか。
でも前に進まなければいけませんね。

7月第2・3週は池田屋事件。
5月にスタパで見た撮影シーンがどう仕上がっているのか楽しみです。
[PR]
by Alice_Wendy | 2004-06-30 12:39 | 「組!」感想
<< 複雑な思い テニスより冬ソナ >>