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「新選組!」第43回 決戦、油小路
またひとりいなくなってしまった・・・

平助、最後まで立派だったよ(泣)・・さようなら(合掌)
伊東センセも・・さようなら(合掌)

「徳川を討つべし」 岩倉のもとに集まった討幕派の面々。
「どうか私に発言の機会を」 大開国策を発表したい伊東センセ。
が、「新選組におったくせに」と意見することさえ許されません。
名前も覚えられてないようですが、一度会ってますよね。
岩倉にしてみれば名を覚えるまでもない小さな者ということなのでしょうか。
以前伊東に名前を呼んでもらえなかった平助が後ろにいるのがなんとも皮肉ですね。

坂本を斬ったのを土佐藩に疑われている新選組。
「こなくそっ」と叫んだ言葉を瀕死の中岡が覚えていた。
幕府側で四国生まれの腕のたつ者は左之しかいない。「うえぇっ?俺?」(笑)

土佐藩に狙われた捨助は助けを求めて歳三のもとに。
「いい加減、京をうろうろするのはやめろ」 金を渡し多摩へ帰らせたい歳三。
「うるせぇ!俺はな偉くなってお前らを見返すって決めたんだ」
思いとどまった捨助。まだまだ絡んでくるようですね。

薩摩藩邸に「大開国策」の建白書を届けにきた伊東。あきらめません!
新選組だった伊東の力を借りることは出来ないがひとつ手がある。
「伺いましょう」 それは近藤勇を斬ること。新選組は幕府を支える屋台骨。
「我らの仕事もやりやすくなる」なんだかなぁ黒いよな、大久保さん。
伊東センセもいくらなんでも戸惑い気味。



慶応3年(1867年)11月18日

呼び出された斎藤。「やってくれるね、斎藤君」(低音)
斎藤が間者であると匂わせ近藤暗殺を言い渡す伊東。
どうする斎藤さん?「承知」
ひとりでは心もとないと篠原をつける。「侮るな」 薄笑いが不気味。
平助にだけは本当のことを告げ「お前も来い」 土方の命に忠実な斎藤さん。
「伊東先生を裏切るわけにはいかない。そして本当のことを
知ってしまった以上、斉藤さんを行かせるわけにはいかない」 刀を構えた平助。
が、相手が悪かった!縄でぐるぐる巻きな平助(笑)

斎藤からの手紙を読んだ局長は新八を呼ぶ。
屯所に向かう途中、篠原に刀を抜き正体を現した斎藤。
数人に囲まれ右腕を斬られるが、間一髪新八らに助けられる。
えぇっ右腕斬られて大丈夫なんですかぁ?左で剣持ってましたけど。

こうなったら斬りこみに行こうという歳三。
様子を見たほうがいい局長と新八。うなずく源さんと左之。
「皆さんご立派な方々ばかりだ」(髪かきあげ)思いっきり不服な副長。

一対一で話をして油断をさせて局長を刺し殺す策を練った伊東。
「しかし加納君、私は志を果たすためなら・・どんな手でも使う」黒っ!
「伊東さんが会いたがっている」罠にのってみようとする局長。
「かっちゃん! (怒) このお人好しになんか言ってやれ」 気が気じゃないです!

伊東からの手紙を運んできたのは平助だった。
「悪いことは言わん。向こうには戻るな」「ここに残れ」
口々に同じことを言う幹部らについ笑ってしまう平助。
「このたびの一件はできるだけ穏便に済ませるつもりだ」

病床の総司に面会する平助。
「へぇっあっうわっわっやぁっ」 お孝を見てびっくりする平助(笑)
「近藤さんたちがお前のことをどれだけ気にかけていたか」
総司の口から言わせるところがニクイですね。愛されてるんだよ、平助。
「考えてみれば私たちはいつも上の者をはらはらさせる役割なのかも
しれませんね」 うぅっこれがふたりの最後の会話になってしまった(泣)

近藤の別宅にひとりでやってきた伊東。隙をうかがっています。
暗殺計画は斎藤が間者であることを暴くための策だったともっともらしく。
「おわかり・・いただけましたでしょうか」 にこっ!ブラックスマイル!
「それでは到底私を言いくるめることは出来ません。あなたらしくもない」
見透かされた伊東。にこっ!「では本当のことをお話しましょう」 黒っ!

「私はやはり信用されてはないのですか」本心を聞かされてなかったことに
ショックを隠せない平助。むしろ最後に仲間に会わせてくれたんだと言う加納。

「伊東が局長と会ってるって本当ですか」鼻息荒い鍬次郎。
周平ちゃんは源さんの横でご飯を食べてるんだね。

ろうそくの炎が風で消えた。新選組にいたという過去を受け入れて
相手におのれの意思を伝えることに尽力することが筋であると持ち上げる伊東。
刀を手にしようと膝から手が動く。

ひとつだけ意見する局長。
「ほんの一握りの者たちが世直しと称しておのれの欲得のために
国を動かそうとしている。あなたは新選組だからはじかれたのではない。
薩摩や長州の出身ではなかったからはじかれたのです。それは私を
斬ったところで変わるものではない」 局長の真っ直ぐな瞳にやられた!
伊東の気持ちに理解を示す局長。百姓の出だからこその言葉。
「出身を問わず力のあるものが上に立つ。それが新選組の気風です。
私が望むのはそんな世の中です」 ははーっ参りました!

近藤の話に感服し全てを打ち明ける伊東。
「刺されるとは思わなかったのですか」
「私は、ですから命懸けで話をしました」
隠し持っていた小刀を差し出す伊東。「私の負けです」
「これは勝ち負けではない。我々はもっと早く腹を割って話すべきでした。
お互い志が違っても国を思う心は同じ」 一枚上手でした。

月明かりの夜道をひとり提灯を持って歩く伊東。新選組隊士に囲まれた。
「愚か者ッ。近藤先生のお心を無駄にするなっ」 くぅーっ泣けるじゃないか;;
が、鍬次郎が背後から一刺し。伊東先生、路上に倒れ落ちる・・。
「若い奴らを責めるな。奴らはお前のためと思ってやったんだ」
いい機会だから御陵衛士と決着をつけると仕切る副長。
平助だけは「くれぐれも死なすな」 ここが一番大事。

知らせを受けた御陵衛士。
「すぐに出立だ~っ」 冷静な加納さんが叫んだ!
すぐに立ち上がれなかった平助。決心しました。

七条油小路の辻

亡骸を引き取りにきた御陵衛士。まわりには新選組が・・。
刀を抜きがむしゃらに左之に向かっていく平助。
「早く逃げろ。早く行け」 副長に言われたとおり平助を逃がす左之。

ダンダラを羽織った総司が局長たちの前に。
「あいつが逃げるわけないでしょ。あなたたちが思っているほど
子供じゃないんだ!」 それもかなわず玄関先で吐血する総司(泣)
「行ってあげて下さい。近藤さんが行かないと平助は死にます」
平助の危機に駆けつけたくても体が言うことをきかない総司。ツライね。

意を決して斬り込みに戻ってきた平助。
「何やってんだよ」「何で逃げねえんだよ」 せっかく逃がしたのに。
「行って下さい。ここは私に任せて。早くっ」他の衛士を逃がす平助。
「お前を斬ることはできん」 涙ながら新八に斬りかかっていく平助。
「何やってんだよ、あの馬鹿」 斬り合いながら平助を気にかける左之。
首を横に振る新八に無謀にも向かっていく平助。やめて・・
「もう良い、平助。勝負はついた」 それでも向かっていく平助。
あっ・・刺された。
「やめろっ」 首を横に振り片手で刀を受ける新八。
ついに力尽き、崩れ落ちていく。退く御陵衛士たち。

平助のもとに走り寄る新八と左之。
「平助~ッ」 駆けつけた局長、副長、源さん。
「先生・・・」 意識が朦朧としている平助を抱きかかえる局長。
「死んではならん」
「・・これで・・良かったんですね」(泣)
「お前は誠の武士だ」
「ありがとう・・ございます・・」 流れ落ちた一筋の涙。
泣くのをギリギリこらえてる副長。源さんも新八も左之も。
「またひとり逝ってしまった」 うわぁーん、平助(泣) 無念です・・・。


うぅっ平助ぇーーーっ(涙) 逃げなかったね。誠の武士だったよ!
「この人のためなら死ねる二人の人」伊東のために堂々と立ち向かい、
局長に最期をみとられた平助は自分の思いを遂げられて本望だったと
思いたいです。まわりは空しくて堪らないですけどね(涙)

伊東センセも策を用いながらも局長のまっすぐで嘘偽りない飾らない言葉に
共感できる純粋な心を持っていたのですね。何度か刀を手にしようとしたけれど
実行できなかった。剣を一度も抜くことなく逝ってしまいました。
お国を思う心がかなわずやりきれません。

次回は局長襲撃。いややぁーーーっ(泣)だから「ご期待」しませんて!

今週のトピックス!はやはり平助と伊東センセのインタビュー。
三谷さんから平助へ「勘太郎くんは平助そのものでした」えぇ言葉や(涙)
あらすじのページも最終回に近づいてきて胸がしめつけられます;;
by Alice_Wendy | 2004-11-01 01:07 | 「組!」感想
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