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「新選組!」第40回 平助の旅立ち
歴史も大きく動いてますが、新選組もぐらりと動いています。
とうとう伊東一派が離脱。平助も・・行ってしまうのね。
やはり流派って大きいんですね。
あぁ・・平助と総司の胸の内が切ない。

「辛かったら戻って来い」・・・だからあなたったら、もう(涙)
・・・近藤さんは策を用いない。(ていうか出来ない^^;)そこが好き!

慶応2年(1866年)7月20日 将軍徳川家茂急死(享年21歳)
            12月5日  徳川慶喜 第15代将軍に。
            12月25日 孝明天皇死去(享年36歳)
          
床に伏せてるお幸を考庵先生が診察に来ました。
「何であんなになるまでほっといた」やはり辛口です。
近くにいた総司に気づきますが総司は知らぬ素振りをしてくれと目で合図します。
ようやく妹らしき人を捜し当てましたが残念ながら人違いだったようです。
雪のちらつく夜、お幸は妹を案じながら息を引き取ります。

ついに「新選組を離れる!」宣言しちゃった伊東センセ。
一同異存なし。同席している平助もイヤとはいえない状況に。
加納さんに「伊東先生のために力を尽くしてもらいたい」なんて
肩に手をかけられたら「もちろんです」 あぁ言っちゃったよ。
誰かに期待されたいのかな、この人は。



慶応3年(1867年)1月4日

近藤 勇(34歳) うわぁあ~、あと一年じゃんか(泣)
伊東が新年の宴に永倉と斎藤を呼んだと局長に報告する歳三。
「みんなまとめて切腹だ」 切腹、切腹って言いすぎだよ。
「これには何か訳があるような気がする」 局長がいて良かった~!

注がれた酒をクイっと一気飲みする永倉。ちびりちびりやってる斎藤。
飲み方にも性格があらわれてますね(笑)
伊東の本心を知りたい真っ直ぐ永倉。仕事を全うしたい仕事人斎藤。
近藤の了解済みだという伊東(with アヤシイ笑み)
「私は新選組を離れるつもりでいます。
ついては両先生も我らと共に来ていただきたい」平助はギョッとしています。
「私は近藤さんを離れて私自身の手で本来あるべき姿の新選組を作りたい、
そのうえで近藤くん、土方くんを迎え入れたいとそう思っています」
本来あるべきって言ったって伊東センセが作ったらそれはもう新選組じゃないし
近藤さんは場合によっちゃ加わるかもしれないけど、鬼はどうかなぁ。

伊東の企みを山崎に調べさせて把握している土方。やっぱお見通し!
「あいつらにも言い分があるはずだ。それをまずは聞いてからだ」
様子を見に源さんを指名するも左之が名乗り出る。
「じょーだんじゃねぇぞ。伊東の野郎」
自分を誘ってくれなかったことに腹を立ててます(笑)

「私は伊東道場の人間なので先生について参ります」 そういうもんなのですかねぇ・・。
「伊東さんはちゃんとお前のことを認めてくれてるのか」 痛いとこ突くね。
「昔は名前も覚えてくれてなかった」 そうそう、近藤先生は近所の犬も名前で呼んでて
凹んだ平助。新八と総司が試衛館に入るのを伊東先生のところへお願いしに
行ってくれたんだよね。懐かしいなぁ(涙)
「伊東先生は私のススメで京に上がることを決意をされたんです」 ムキになってる!
「悪いが俺は残る」 少し離れて壁に寄りかかっている斎藤。
部屋の真ん中は苦手なのかしらん?
「俺も新選組を離れる気はない。山南さんと約束したんだ」
山南さん、新八ちゃんは忘れてないよ。いい奴だ(泣)
伊東に新選組に残るよう頼むと言う新八。
「私もそれが出来れば一番だと思っていました」 どっちだよ!

どかどかと左之助がやってきた!
「話は聞いたぜ!近藤さん、お怒りだよ」 とりあえずMyお箸でつまみ食い。
「鬼の副長もお怒りだぜ!」 これはヤバイよ~!
「ハメラれたな」 すかさず席を立つ斎藤。伊東の登場にも背を向けたまま。
鼻が利くね、ワンコなだけに。おっと、もう感情を持った人間斎藤だったんだ!

平助が近藤さんの了承を得てなかったことを伊東に詰め寄る。
「私が考える新選組には両先生は欠くことが出来ぬのです」
しかし何故このふたりを選んだんでしょうね。腕が立つからですかね。
「近藤さんとあなたは大きく違う。あの人は決して策を用いない。
それは人を信じてるからだ。しかしあなたはしなくて良い策を弄した。
それは何よりあなたは人を信じていないからだ。そして己を信じてないからだ」
新八に策を弄しても無理でしょう。近藤さんのように真っ直ぐ勝負じゃないと。

「待たれよ!」 伊東センセ、ピンチ!振り向いた斎藤の眼が鋭い!
「私の真意を近藤くんに知られるわけには行かない。
そこまでの秘密を打ち明けたのだから、私の気持ち、察していただきたい」
刀を自分に向け捨て身な伊東センセ。左手は耳の横。耳が大きくなっちゃったぁ(笑)
ここで聞いた話は一切もらさないと約束し出て行く新八。
「強情な奴らだ」 手酌で酒を一気飲みする伊東センセ。ちょっと杯を上げすぎ!
新選組は強情な奴らの集まりですね!

戻ってきた新八と斎藤。
「お前らがしたことはな」 切腹って言おうとした?係だから;;
「トシ、それ以上は言うな」 良かった、局長が一緒で。
「しばらくの間、ふたりには謹慎してもらう」 マジで良かった。
「斬りますか」 それは斎藤ワンコがかつて言った台詞じゃん。
「あの人は今の新選組にとってはなくてはならない」
「芹沢のときも同じこと言ったな」 で、また同じこと繰り返すんですか?

土方なら察していると考えた伊東(with アヤシイ笑み)は先手を打って
局長に新選組を離れて長州の間者になることを申し出る。
「喜んで」分離を認めた勇。が、伊東の言いなりな勇が歯がゆい土方。
「俺はな、トシ。それで無駄な血を流さずにすむのなら言いくるめられても構わない。
そして伊東さんはものの見事に言いくるめてくれた。それでいいではないか」
全く、もう・・お人好しさんなんだから~。
「勝手にやってくれ」 勇に背を向けちょっとすねてる歳三。
「平助はどうするつもりなんだろう」 思いやる気持ちが出て来たんですね。
「辛い立場になってしまったな」 いつも誰かを思いやってる源さん。
なにか思いついた歳三。

斎藤に間者として御陵衛士に加わるよう指示する土方。伊東をいつか斬る予定。
「向こうの様子を逐一俺に伝えてほしい。そしてその日が来たら平助のそばから離れず
あいつを助けてやってほしい。あいつだけは死なせたくねぇんだ」
ただひとこと「承知」な仕事人斎藤。簡単な仕事じゃないと思うけど。
歳三は斎藤を信頼してるんですね。そして平助のことも大事に思っている。

誠の旗の前でひとりたたずむ平助。誠旗は平助にとっても心のよりどころなんですね。
はじめて旗が出来上がったとき歳三と一緒に感激してましたもんね。
そこへ総司がやってきた。
伊東先生が行くと言うならついて行くしかないが「出来れば私は新選組に残りたい」平助。
「甘いな、平助は」 こういう時は迷わずついて行くものだという総司。
永倉や斎藤には聞いてくれたのに自分の意向を聞いてくれなかったことが
どうも解せないらしい。
「それだけ信用されてるってことじゃないのか。近藤さんだっていざとなったら
私の気持ちなんか聞いいたりはしないと思うよ。だって聞かなくたってわかるから」
近藤先生との強い絆を感じますね。
「お前は、いちいち言葉にしてもらわないと相手の気持ちがわからないのか。
だから甘いって言ってるんだよ。何も言わない間柄が一番深いんだ」
どうしちゃったんでしょう。いいこと言うじゃないか、総司。
「まだまだ子供だな」 ぷぷぷっそんなこと言うほうが子供!

「試衛館に入ってから私の目標はいつもあなたでした。
でも、いつだって沖田さんは私の先にいる。
かなわないです、私は沖田さんがうらやましい」
平助には平助の良いところを一緒に探そうって局長が言ってくれたじゃん。

「うらやましいのはこっちだよ。私はそう長くは生きられない。
・・労咳なんだって。嘘みたいな話だろ。自分の口から言ったのは平助が初めてだ。
今年の桜は見られても来年の桜はわからない。
もう二度と姉さんや多摩の人たちには会えないかもしれない。
私はお前がうらやましい。お前の元気な姿がうらやましい。
来年のお前がうらやましい。再来年のお前が・・・」 うぅっ泣かさないで下さい。

縁側に座り平助に背を向けて話す総司がくるりと振り返って笑顔になる。
「だからさぁ私のことをかなわないとかそういう風には言わないように」
こういう演技、うまいですねぇ。
「ひょっとしたらいつか剣をまじえることになるかもしれないな」
「沖田さんとやりあったら一太刀でやられてしまいます」
「たぶんね」 否定しないんですね。
「今はね、でも見ていてください。もっと強くなってみせますから。せめて・・相撃ちに」
「がんばれ」 ナンデそんな他人事みたいに・・・。負けるはずないって思ってるでしょ。
厚い友情を確認するかのような熱い握手(泣) 平助の手って可愛いよね。

慶応3年(1867年)3月20日

源さん、新八、左之(withおまさ)、島田にあいさつする平助。
「たまにはウチに汁粉でも食いに来いよ」 お多福がウチになったんだね。
「平助はこれからも新選組の八番組長だ」(涙)
源さんから受け取った餞別は新選組のあの羽織。ギュって抱きしめるのが可愛い。

以降、新選組の隊士が御陵衛士に加わることを禁止し
御陵衛士からも新選組の参加を許さないことを念書にする土方。
同時に御陵衛士から新選組に戻ることも禁じることを提案する加納。
土方の目が一瞬、泳いだ。

出て行く平助に局長の餞のお言葉。
「長い間、ご苦労だった。新選組の八番組長として、長い間京の治安を守ったことは
おおいに自慢していい。あの池田屋に最初に踏み込んだのはお前なんだからな」
表情がぱっと明るくなった平助。近藤さんのもとにいたほうがいいんじゃないの?
「伊東先生のもとでこれからは存分に働くように。お前がたとえ新選組を去ろうとも
平助は我らの同志。今まで共に戦ってきたこの年月は消え去ることはない。
これからも新選組の八番組長として恥ずかしくない生き方をしなさい。・・・そして」
自ら立ち上がって近づき平助の肩に手を置く近藤さん。
「・・辛かったらまた戻って来い」(号泣~)
この人ツボを押さえすぎ(><;)こういうこと言われちゃうとねぇ(涙)

○お幸の介抱をする源さん。甲斐甲斐しい!
○子供と羽つきをする島田。墨を塗られて目の周りがパンダ!!
○本日の山崎は芸人さん?
○「永倉、原田って言ったらよ、新選組の二本柱じゃねえかよ」
 コギャルみたいな横Vサイン。アンタ嫁もらったんだろ!
○見廻組の佐々木さん登場。が、局長と副長の視線の方向が違う・・
 羽織を着た捨て助が横に。「元気でやってるか、近藤」何様?
 「お前は何やってるんだ」「おい、お前馬鹿だろ」(爆)
 「お願いだから多摩へ帰ってくれ」捨助には容赦ないね!
  ふたりそろって「帰れっ」うふっ、こういうのもっとやって~ん!
○伊東を説得すると申し出た武田。いいとこ見せようとがんばってみた。
 「ミョーに気張ってるね」「だめだろっ」すでに斬り捨てられてるよ。
○「ぷりーず ごー ほーむ!」めりけん語がわからず愛想笑いな武田。
  奴に明日はないのか・・ないでしょうね。出口間違ってるよっ。
○「お前、試衛館じゃなかっただろ~」すでに泣いてる島田にもらい泣きな左之。

やっぱり平助は行ってしまいました。でも、そこまでして伊東センセについていくのは
何故なんでしょう。否応なしって感じでしたが、剣術の流派というのは血縁関係にも
似た深いつながりがあるのでしょうか。試衛館の生え抜きはやはり言葉で言わなくても
つながってる何かがあるように、どんなに近藤さんが平助にとって尊敬する人であっても、
伊東先生とのつながりは他のナニモノにも代えることが出来ないのでしょうか。
近藤先生にあんなこと言われたら私なら明日にでも戻ってきますけどね^^;
(そしたら斎藤はどうなる?)

平助と総司のうらやましい合戦。じわっと泣けました。全ては命あってのこと。
来年の自分がいるかいないかなんて若い人は想像しないですからね。
ある意味、総司は達観しています。剣に生きようと冷徹になった最近の彼の思いが
よくわかりました。そんな総司もおみつさんが恋しいのですね。
もう一度「姉上ぇえ~~!」と鳩マメな総司を見たいです。

次回は観柳斎、転落。居場所を失って御陵衛士に加わろうとするんですか。
それもどうなんでしょう。さっさと本を返したら良かったね・・・。

今週のトピックス!は伊東センセのキャラ誕生についてです!

そう言えば、今日で慎吾くんの撮影も終わりだったんですよね。
今頃、盛大な打ち上げとかしてるんだろうなぁ。
豪華な飲み会も今日でおしまいなんだね。
明日のいいとも!どんな様子だろか~・・・
by Alice_Wendy | 2004-10-11 00:49 | 「組!」感想
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